富士山麓の国有林は、1996年の大型台風により甚大な被害を受けました。その後、国が荒れた土地を開放し、複数のボランティア団体が森を再生させる活動を始めたのです。水の企業であるブリタは、「水を育む森を守りたい」という社員の想いから、この活動をスタートさせました。
環境を守る取り組みのひとつ、ブリタのグリーンプロジェクトの一環として2007年から継続して行う育林活動「富士山の森再生プロジェクト」。2026年でこの活動が始まって20年目となりました!
2026年3月14日 (土) にブリタクラブ会員さまとブリタ社員、プロジェクトをずっと一緒に取り組んでいるNPO法人「どんぐり」、総勢38名で実施されました。
今年もNPO法人「どんぐり」の指導のもと富士山1合目あたりで植樹活動をしました。ブナ、ホオノキ、ミズナラ、コブシなど広葉樹の苗木を58本植樹しました。例年に比べ、今年の苗木は大きく立派な苗木でした。
このプロジェクトで植樹する苗木は、富士山で採取した種から育てた富士山産の苗木です。小さな苗木を植樹すると、鹿がかじって木が枯れてしまうため、2-3mまで育てた苗を植樹しています。
苗木を丁寧に植樹したら、鹿の食害を防ぐために朝の包帯で幹を覆い、作業は完了します。
また、ブナ、ホオノキ、ミズナラ、コブシなどの広葉樹を植樹するのには理由があります。広葉樹とは、根を深く持ち、枝葉も大きく広がるのが特徴で、冬に葉を落とし、土に栄養を与えてくれます。土に栄養を与えることで、豊かな森を育てることができるのです。
さらに今回の活動では、植樹だけでなく「苗木の畑づくり」にも取り組みました。
これは、苗木を植樹前に一度土に慣らし、自然環境へスムーズに適応できるようにするための大切な準備作業です。苗木は育苗ポットなど管理された環境で育てられているため、そのまま山へ植えると、気温や風、土質の違いに適応できず、十分に育たないことがあります。そこで、植樹前に畑で苗木を管理しながら外の環境に慣らすことで、根付きやすくなり、植樹後も健やかに成長しやすくなります。普段はNPO法人「どんぐり」スタッフが行っているこの作業を、参加者の皆さまと共に体験しました。 植樹だけでなく、その先の「森を育てる」工程にも関わることで、自然環境を守り育てていく大切さをより深く感じられる活動となりました。そのほかにも力作業に自信がある精鋭部隊は苗木を鹿から守る柵も作ってくれていました。
今回ご参加くださったブリタクラブ会員からは、
「家族4人で参加することができて、いい思い出になりました。今回もBRITAやどんぐりの皆さんにお世話になり本当にありがとうございました。 子どもたちにとって初めてのボランティア参加であり、地球環境について考えるいいきっかけになったと思います。」
「10年ぶりの参加でしたが前回よりも、難易度や時間配分が初心者にも優しく素晴らしかったです!」
といったうれしいご感想をいただきました。実は今回、リピーターの方が3組も来てくださったんです!長く続けていると、こんなうれしいことにも出会えます。
今後もブリタクラブ会員の皆さまと共にこの取り組みを続けていきたいと思います。