BRITA personal hydration needs woman drinking

1日に必要な水分量は?

自分に合った水分補給

十分な水分補給 – よく耳にする警告です。他の人から聞くこともありますが、たいていは自分の中から聞こえてきます。水を飲むことは命にとって欠かせません。水を飲む理由と必要な摂取量についてご説明します。
 

酸素とともに、水は生命維持の基本です。人間の体の50~70パーセントは水でできています。

水分補給のニーズ:なぜ水を飲むことはそれほど重要なのでしょう?

十分な水を飲めば、体が容易に必要な機能を遂行してくれるのです。ビタミン、炭水化物、タンパク質は適切に分解され、酵素反応がスムーズに発生し、存在する栄養素が細胞に浸透し、毒素は排除されます。免疫系を増進し、皮膚につやが出て、全体的に体調がよいと感じられます。体温を調整し、筋肉を作り、脂肪を燃やす体の能力は水の消費に関連付けられています。

それでは、1日にどれくらいの水を飲む必要があるのでしょう? 成人は呼吸、食品の消化、汗によって1日に平均1.5~2リットルの水分を失います。活動していない間でも失っているのです。このため、1.5~2リットルの水を補給する必要があります。アスリートや暑い地域に住んでいる人は水分補給のため、さらに多くの水を飲む必要があります。

成人、子供、高齢者 – 年齢や体重、ライフスタイルによって、適正な水分摂取量は変わります。病気なのか健康なのか、また食事も重要な役割を果たします。たとえば、菜食主義の人や大量の果物と野菜を食べる人は、水分補給ニーズの一端をこのような食べ物で補っています。

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あらゆるものは水に由来し、あらゆるものは水で変ずる。- ミレトスのタレス、ギリシャの哲学者(紀元前625~547年)

1日に必要な水分量は?

健康な成人の一日必要摂取量の目安は体重1kgあたり30ml~40mlです。(「ブリタで水トレ」監修- 工藤内科院長 工藤孝文医師による見解。)体重50キロの人は1.7リットル、60キロであれば2.1リットル、70キロでは2.4リットル、80キロなら2.8リットル必要ということになります。基本的ルール:体重が多いほど、必要な水分量も増えます。

水を飲みすぎることなどないと思いますか? 水の飲みすぎは、水を十分に飲まないことと同じくらい悪影響があります。推奨される毎日の摂取量は、腎臓と心臓が対応できる量を反映しています。

毎日飲む必要のある水の量は、年齢や食事、活動レベル、天候の影響も受けます。昼間にずっと休みなく屋外で飛び回る活発な子供は、ベッドに座って魔法の世界に心を馳せて時間を過ごす本の虫よりも、たくさん水を飲む必要があります。それでも、健康な子供の推奨摂取量は1日約1.1リットルです。喉の渇き具合は関係ありません。

高齢者は喉が渇いたと感じることが減り、全体的に摂取量も下がります。これにより、心臓血管の問題から免疫系の低下にいたるまで様々な影響が出ます。生命を脅かす脱水症状を避けるため、毎日1.5リットルの水を飲むのが理想的です。

正しい飲み方

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  • 朝一番に1杯の水を飲みましょう。寝ている間に失った水分を補給し、体の毒素を排除して、1日をさわやかに始められます。
  • 午前中に1リットル飲みます。
  • 職場でデスクや手の届くところに水の入ったボトルを置いておきましょう。
  • 大きなボトルを使って1日の制限量を設定します。
  • 食事のたびに水を1杯飲みます。
  • 出かける際にも水を持っていきましょう。
  • 水を飲むほか、新鮮な果物や野菜がふんだんに含まれた食事をしてください。
  • ベリー類やレモン、ハーブを加えると変化をつけられます。
  • コーヒーやソフトドリンクとともに水を1杯のみましょう。
  • 身体的な活動中にも水分を補給します。

飲むべきものは?

水、水、水は普通のシンプルな答えです。よりクリーンかつ新鮮で、添加物の入っていない水であれば理想的です。レモネードやコーラ、ジュースのようなソフトドリンクには砂糖、調味料、芳香剤が入っており、体は実際の機能を始める前にこれを処理する必要があります。さらに、甘い飲み物には酸またはリン酸塩が含まれているため、かえって水分補給のニーズが高くなります。